なんとなくお話をしたくなったので久しぶりに「ぼくのすきなゲーム」略してぼすゲにてお送りしたいと思います。
普段はファミコン、スーパーファミコン時代のゲームを紹介していますからね。息抜き…というわけではないのですがこのゲームはいいぞ!的な気持ちがふとあふれました。個人的にはめっちゃ好きです。まだ完全クリア…とまではいけてないんですがね。なかなか進まないんだぜ…
正直どれだけやったか自分でも把握して…あっ、よく考えたらSteamで遊んだ時間が見れますね。その辺も確認して後ほどお話ししましょうかね。
それでは、自分が話したいだけのチラシの裏ではありますが…もしよければお付き合いのほど、よろしくお願いします。
FTL:Faster Than Lightとは?
PCにて発売されているゲームです。ジャンルとしては…Wikiなどによるとローグライク宇宙船シム。という形になるらしいです。開発はSubset Games。
ローグライクと聞くと…反射的に不思議のダンジョンシリーズが思い浮かぶ方も多いのではないかと思います。しかし、不思議のダンジョンシリーズなどのものと比較すると…このゲームは全く違うゲームです。
まずはローグライクゲームの特徴を説明させていただきます。こちらはWikipediaの「ローグライクゲーム」を参考にさせていただきました。
- 文字による情報表示
- 文字によるコマンド入力
- ランダム生成ダンジョン
- ターン制の戦闘システム
- シングルプレイヤーゲーム
- 恒久的な死
- スコアランキング
- 食糧問題
これらが特徴として挙げられます。元々はRogue(ローグ)という昔のゲームが上記システムを採用していたので、「ローグのようなゲーム」という事で「ローグライクゲーム」と呼ばれております。
不思議のダンジョンシリーズで採用されているローグ要素としては…3,4,5,6,7,8…ということで文字関連のもの以外は取り入れられております。
それではこのFTL:Faster Than Lightはどのあたりがローグライクなのか?と言われると…3,(4),5,6,7…といったところでしょうか。4にかっこを付けたのはターン制の部分はあるが戦闘システムではない。という形なのでかすっている的なイメージです。
ランダムに生成される星間マップをワープ(FTL)で移動し、移動した先でイベントをこなし…最終的に目的地にたどり着き、敵の最終兵器を破壊することが目的となります。このマップやイベントなどがランダムで生成される要素ですね。戦闘はターン制などではなくリアルタイムで行われます。
戦闘システムを含めて詳しいシステムは後ほど。
シングル、失敗すると初めから、スコアに関しては見た通り…ですかね。運要素が非常に絡みます。そのためきついイベントが序盤で出現した場合はやり直す…というのも一つのプレイスタイルですし、一度始めたらクリアするか、倒されるまで続ける…というのもプレイスタイルです。縛りを入れてもいいですし、遊び方は無数にあるといっても言い過ぎではないのではないかと。
このあたりの自由さっていうのもある意味ローグライクの特徴の一つかもしれません。
そんなローグライク要素と宇宙船シム、シミュレーション要素を合わせたのがこのFTL:Faster Than Lightなのです。
肝心のシステム周りは
とりあえず戦闘システムから触れていきましょう。戦闘が始まると"電力が供給されていてアクティブな武器"のチャージが始まります。チャージがたまると武器を選択して、敵船のどこへと打ち込むかを選択。その攻撃が当たったり外れたり…敵の攻撃を防いだりよけたり食らったりしながら、敵の装甲をすべてなくす、降伏を受け入れる、敵船のクルーをせん滅する…等の条件を満たすと戦闘終了となります。
重要なのは電力の供給ですね。このゲームにおいて非常に重要なポイント、それが電力マネジメントです。船には様々な機能があります。しかしそれらを使用するためには電力が必要になります。武器は特定の電力以上ないと使用できない武器などありますし、敵の攻撃を防いでくれるシールドにも当然電力が必要です。ドローン、メドベイ、酸素供給システム、テレポーター、エンジン…船の設備は三つの例外を除いてすべて電力を要求してくるんです。
ちなみに三つの例外はパイロットシステム、ドアシステム、カメラシステムです。電力は必要ないけれどこれらが破壊されると状況次第ですが基本的には不利になってしまいます。
電力が潤沢にあるのであれば全てのシステムを起動しておけるのですが…大体足りません。電力を増やすのもタダではないですからね。
そうなるとその時に必要なシステムを取捨選択する必要があるのです。
例えば、回避の必要がない状態ではエンジンをカットしてもよいでしょう。相手がシールドを貫通するミサイルやボムしか搭載していないのであれば、シールドを切ってエンジンに全力で電力を回すのもよいでしょう。その時の状況に合わせて最適な電力割り振りを行うことによって、生存率は大幅に変化します。
ちなみに敵に攻撃を受け、それが施設に被弾するとその施設が壊れます。食らったダメージの分だけ施設のダメージとなり、場合によっては使用不能になります。いかにそうならないようにするか、またその状況に陥ってしまったらいかに早くリカバリを行うか。このあたりが腕の見せ所です。
ちなみにこのシステムは敵にも適用されています。なので、シールドをはがしたり厄介な武装を止めるなど、敵によって戦略を変更する必要があります。この辺りの判断も重要なポイントですね。
旅を彩るランダム要素
マップはランダムでポイントが配置されます。そのうえ、そこで発生するイベントもランダムです。プレイヤーに有利になるものや選択肢次第なもの、敵からの攻撃等…ただし、なんの選択もなく理不尽なものってのは存在しない気がします。あえて言うのであれば敵船とぶるかることが一番の理不尽…あ、ごめんなさい。理不尽要素。あります。ええ、あります。一応回避する手段はあるのですが…不利になるフィールド効果が発動する場所というのはあります。これは敵にも発生するので、条件的には一緒なんですが…できることならば、さっさと片づけて次へと向かいたいです。何度この場所で船を落とされたことか…ぐぬぬぬぬ。
イベント
このランダムイベントをこなしながら先へと進んでいきます。イベントの種類も非常に豊富ですね。現在いるセクターによって変わる特殊イベントや共通イベント。モノを売り買いできるショップ。ちなみにこの世界の通貨はスクラップとなっております。これらのイベント発生時はクルーや武装、積んである設備によって有利に事を運ぶことができるようになったりします。
初期で搭載されている武器やクルーは固定なのですが、その後クルーが増えるか。とか、武器が手に入るか…というのは完全にランダム要素です。ひどいときは全く手に入らずつらい戦いを強いられる事もあります。そんな時も諦めずに強く心を持ちたいとは思っていますが、ぶっちゃけ無理です。最近は自分の中でチェックポイントを設けてそこに行き着くまでに、必要なスクラップの数であるとか、武装の具合、クルー状況、設備などを決めています。いけるかな?と判断したら続けますが、無理と判断したらやり直します。いや、ぶっちゃけ無理です。まじで。
武装
個人的にはBeam系統の武器が好きです。結構前からAdvanced Editionを入れて遊んでいるのでFlakが出ると安心します。それでもBurst2の強さにはかなわないよね…とも思っています。
この武装が強いからこれがほしい!と思いながらプレイしているのですが、そうすると出てきてくれないというジレンマ…物欲センサーの一種でしょうか。とりあえず初期装備でBurst2を持っているKestrelの安定感がやばいっす。本当に強いと思う。
船は始める際に自由に選択することができるのでこの辺りはお好みで。僕は実績解除のために順番に遊んでますが…最近は折れることが増えてきたので気分転換にBasiliskとかDA-SR12で遊びます。楽しい。
クルー
こちらも重要な要素です。どんなクルーが集まるかによって、敵船との戦い方が変わったりもしますからね。個人的にはMantisが集まってきたらテレポーターで乗り込みプレイを考え始めます。しかしHumanさんの肩身の狭さったらないですね。いや、決して使えない訳ではないのです。クルーの数が少ないときはのどから手が出そうなほど欲しい人材です。…ところが…
いざクルーがいっぱいになり、そこに新たな補充要因が現れた場合。そしてそのクルーがHuman以外の特殊種族だった場合、首になる可能性が非常に高いんです。…育っていたら許されることもあるんですけどね。ぶっちゃけますと、僕もHumanを切ります。だって他の種族のほうが嬉しい時が多いんですもん。
ちなみに種族は全部で8種類。とりあえず軽く説明だけしておきましょう。
- Human…人間、育ちやすいが器用貧乏
- Engi…機械生命体、修理が得意、その代わり戦闘は絶望的。かわいい
- Mantis…カマキリ、戦闘民族。その代わり修理は絶望的にへたくそ
- Rockman…岩男、カプコンとは関係ない。火炎無効の特性がある。足が遅いが体力が高い
- Slug…ナメクジ、生体レーダー兼洗脳対策として有能
- Zoltan…緑色、とどまっている部屋に電力を1追加で供給できる電池。あとは爆弾
- Crystal…Rockmanのご先祖、部屋を閉鎖できる。足はRockmanより速いが体力はRockmanより少ない
- Lanius…真空状態でもダメージを受けない。個人的にはこいつに敵として出会うと絶望を感じる
ざっくりですがこんな感じでしょうか。それぞれ得意なこと、不得意なことがはっきりしているので思い通りに編成ができるとプレイの幅が広がります。
ランダムなんですけどね!誰が来るかわかりませんからね。なので基本的には来るもの拒まずでクルーとして頑張ってもらってます。
これらのランダム要素をうまく味方につけながら最後までたどり着きましょう。
ぶっちゃけますと
難しいです。普通に難しいです。難易度選択ができるのですが…Easyで他のゲームのHardくらいはある…とよく言われます。ぶっちゃけそうだと思います。だいぶ慣れてますけどEasyでも普通に失敗しますからね?たまに切れそうになってます。
よく「Easyなんてヌルゲーすぎ。Hardしかないっしょ!」って人がいたりしますが…悪いことは言いません。このゲームに関してはやめときましょ。面白さを感じる前にいやになります。まじで。
Easyを選ぶことは決して悪いことではないですからね?初見Hardでゲームをプレイすることほど不毛なことはないと思っているタイプです。
こんな感じのシステムがミックスされると…
めちゃくちゃ面白いゲームが出来上がります。何度でも遊べる、同じプレイは二度と存在しない…ローグライクゲームの特徴ですが本当に何回でも遊べます。とても順調に航海を続けていたのに…ちょっとしたミスからリカバリ不能なダメージをおったりもします。というか、そのせいで何度クリアを逃してきたのかわかりません。
でもね。またやっちゃうんですよ。ひどい運ゲーでやられると「なんやねんそれぇ!」とか思いながらふて寝ですよ。でも翌日には「今日はちゃんとクリアできるかな?」って起動してたりします。いや、本当にいいんですって。
ちなみにSteamを確認してみたら…220時間このゲーム遊んでました。…一体いつの間にこれだけの時間を…おそらくガチ勢の方はもっともっと長い時間プレイを行っていると思います。そしてそれに耐えうる作りになっているんですね。Steamを使っている方は一度調べてみたりするとよいかもしれませんよ?
Steam以外でも大丈夫みたいなので興味のある方はぜひとも一度調べてみてはいかがでしょうか。ただし、海外のゲームですので基本的には英語です。遊ぶ際には日本語化MODの導入をお勧めします。
本日も長々とお付き合いありがとうございました!
てか、今公式サイト見て気が付きました。セール中でした…
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